えんじにぃーあぶろぐ

あまり長い文章は好きではないので、長い時間をかけないで読める、簡単な内容を目指すエンジニアのブログです。

sarコマンド

さて、

 

 

 

 

 

腰の調子もすこぶるよくなりました。

 

ぎっくり腰になってから

1日に1時間は歩くようにしました。

最近はいい天気ですし、これから暖かくなりますし

散歩が楽しいです。

 

地震はびっくりしましたけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読んでいた「linuxのしくみ」を読破致しました。

最後は少し駆け足気味でしたが、まぁまぁひとます。

 

そこでsarコマンドを結構使ったので、

ここら辺りで簡単におさらいします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sarコマンドとは?

簡単に言うと、コンピュータのリソース状況を取得できるコマンド

ログファイルがあれば過去の状態も取得できる 

sysstatを入れないと使えない

 

 

 

・CPUの状況を見たい

sar -u 1 

sar -P ALL  1 (各コアのCPU毎)

    ※1はintervalで取得間隔の指定。ここでは1秒ごと

 

  %user・・・ユーザモードでプロセスを実行している時間の割合

  %nice・・・ユーザモードで優先度を変化させたプログラムを実行している割合

  %system・・・カーネルモードでプロセスを実行している時間の割合

       %iowait・・・CPUがI/O待ちしている時間の割合

       %steal・・・実行命令はしたが実際には処理されなかった時間の割合(かな?)

       %idle・・・CPUがアイドル状態であった時間の割合

 

 

 

 

・メモリの状況が見たい

sar -r  1

 

        kbmemfree・・・システムの物理メモリ空き容量

        kbmemused・・・システムの物理メモリ使用量(カーネル自身の分は入らない)

        %memused・・・メモリ使用率

        kbbuffers・・・バッファに使われているメモリ使用量

        kbcached・・・ページキャッシュに使われているメモリ使用量

   kbcommit・・・現在持っている処理に必要なメモリ容量

 

 

 

 

・ページングの状況が見たい

sar -B 1 

   

  pgpgin/s・・・1秒でディスクからページインされているブロック数

       pgpgin/s・・・1秒でディスクからページアウトされているブロック数]

       fault/s・・・1秒で発生したページフォールトの回数

  mjflt/s・・・1秒で発生したメジャーフォールトの回数

 

 

 

 

・ディスクのI/Oの状況が見たい

sar -d 1(読み込み量)

sar -p 1(書き込み量) 

 

  tps・・・1秒で発生したI/Oの転送回数

  td_sec/s・・・1秒で読み込みを行ったセクターの数

       wd_sec/s・・・1秒で書き込みを行ったセクターの数

  %util・・・ディスクの使用率

  await・・・I/Oを応答した時間の平均

 

 

 

 

・ネットワークの状況を見たい

sar -n DEV 1 

         

        rxpck/s・・・1秒間の総受信パケット数

        txpck/s・・・1秒間の総送信パケット数

        rxkB/s・・・1秒間の総受信キロバイト

        txkB/s・・・1秒間の総送信キロバイト

 

sar -n EDEV 1(EDEVでネットワークエラーの統計が見れる) 

 

  rxerr/s・・・1秒間の総受信不良パケット数

  txerr/s・・・パケット送信時に発生した1秒間のエラー発生数

  coll/s・・・パケット送信時に発生した1秒間のパケット衝突数